メタボ解消マニュアル

メタボが引き起こす疾患

脳卒中

脳卒中とは、脳の動脈が破けたり(脳内出血)、詰まったり(脳梗塞)することで、脳の隅々まで血液がいきわたらない状態や脳血管の一部が壊死してしまうことで脳の働きに障害をきたす病気です。症状としては急に手足の麻痺やしびれ、頭痛、意識障害などの状態を起こします。昭和40年代以降死亡率は下がって来ましたが、現在でも国内の死亡原因の第3位となっており患者数はむしろ増加しています。

脳卒中は助かっても言語障害や麻痺などの後遺症が残り日常生活が困難となりやすい病気です。脳卒中には前触れとなる症状があります。これはめまいや手足に力が入らない、一時的な記憶喪失、ろれつが回らなくなるなどですが、少し休めば症状が治まるため、そのまま放置されがちです。しかし、脳内の血流が改善しているというわけではないので早いうちに専門医にかかることをお勧めします。

脳卒中にはくも膜下出血や硬膜外出血など脳出血と呼ばれる状態と脳梗塞とがあります。脳出血も脳梗塞も原因となるのは動脈硬化症であることが多く、その動脈硬化症には高血圧症が深く関わっています。なので予防の第一歩として日ごろから自分の血圧を把握しておくことはとても重要な事と言えるでしょう。また脳卒中の冬場の発症率は夏場の1.5倍になります。

特に暖房の効いた暖かな部屋から冷えている廊下やトイレ、お風呂の脱衣所に移動した際、急激な気温の低下で血管が収縮し、血圧が急激に上昇して危険な状態になります。冬場に部屋を移動するときやなどは一枚厚手の上着を着て、お風呂は十分に湯気を立たせた状態で脱衣所まで温めるか、ヒーターをおくなどして急激な温度の変化を避けましょう。

またストレスが脳卒中の原因となることもあります。特に優等生タイプ、落ち込みやすいタイプ、無気力、無関心なタイプに多く、この理由としてはこれらの人たちは「嫌だ、腹立たしい」と思う気持ちになる場面に遭遇することが多く、脳がこれらのことを感じると本能的に逃げるか戦うかを判断します。そのとき脈拍が速くなり血管が収縮して血圧が上昇します。こうした精神的緊張や不安が持続すると血圧は慢性的に高くなり、循環器系や血管に負担をかけることになるからです。

精神的緊張や不安はまたストレスとも直結します。過労や睡眠不足によるストレスも高血圧症を引き起こす原因です。ストレスを感じたらなるべくストレスを取り除くよう心がけましょう。そして高血圧は代表的な生活習慣病です。生活習慣を改めることで脳卒中の原因となる高血圧や高脂血症、動脈硬化症を防ぎましょう。

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