メタボ解消マニュアル

生活習慣病

アルコール性肝障害

病名そのままに長年の飲酒によるアルコールの過剰摂取が原因となる肝障害です。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていて自覚症状が出たときには手の施しようが無いことが多いので中高年に差し掛かった人は定期的に検診を受ける事が早期発見には重要です。

アルコール性肝障害が進行した場合最終的には肝硬変や慢性肝炎になります。アルコールは肝臓で酢酸とアセトアルデヒドに分解され、最後には水と炭酸ガスになります。このアルコール代謝の時に発生するアセトアルデヒドが肝細胞を攻撃し肝機能を低下させます。アルコールによる肝障害にはある傾向があります。

まず初期の段階としてアルコール性脂肪肝になります。症状は殆ど無く、一ヶ月程度飲酒を控えれば肝機能は回復しますが飲酒を続けると症状は進行します。飲酒の習慣がある人が短期間で大量に飲酒した場合、アルコール性肝炎を引き起こすことがあります。

こちらも飲酒をしばらく控えれば症状は改善しますが、繰り返すことで最終的に肝繊維症や肝硬変に移行します。

食物として摂られた脂肪や炭水化物はエネルギーとして消費されますが、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った場合消費しきれない余分なものは中性脂肪として肝臓に蓄えられます。これが脂肪肝を引き起こすメカニズムです。したがって肥満傾向にある人は脂肪肝になりやすくまた飲酒の習慣が加わる事で更に肝臓に脂肪は溜まりやすくなります。

したがってメタボリックシンドロームに定義される内臓脂肪型肥満の人は飲酒癖を持つ人に多いことになります。アルコール性肝障害の予防には禁酒と生活習慣の改善しかありません。

スポンサードリンク

メタボ解消マニュアル