メタボ解消マニュアル

生活習慣病

胆石症

胆石とは肝臓や胆嚢、胆管に出来る石のことでこの石を特に結石と言います。結石の出来る部位には胆嚢、胆管、肝臓のほかに尿管、膀胱、腎臓などにも出来ます。日本では胆石のうち最も発生割合の高いのが胆嚢結石で胆石全体の約80%弱を占めます。胆石は代謝活動の際、肝臓で分泌される消化液である胆汁が固まってしまった結果出来ます。

胆汁は肝臓から一日に600から1000ml排出されるのですが、これは一旦胆嚢に溜まります。胆嚢とは握りこぶしぐらいの大きさで瓜のような形をしています。胆管から枝分かれをして存在していて一部が肝臓にくっついています。

胆嚢は一時的に胆汁を蓄えているうちに胆汁内の水分や電解質を吸収し、濃度の濃い胆汁を作り出します。こうして脂肪分の多い食事をしたり、生の卵黄などを食べた際に胆嚢からは胆汁が分泌されて十二指腸に送り出し、脂肪分の分解を助けます。

胆石症の約30%の人は症状がない場合があるのですが、残りの70%の人は右季肋部(みぎきろくぶ)に痛みを覚えます。右季肋部とは右の肋骨のしたあたりのことでここに差し込むような痛みや背中に突き抜けるような痛みを覚えることがあります。ただし胆石の痛みは一様ではなく中には右の肩こりと勘違いをして放置した結果手術の必要に迫られる場合があります。

その他の症状には発熱があります。胆石を引き起こす主な原因はコレステロールです。コレステロールは水に溶けない性質があるため、胆汁に溶け込ませて肝臓外に排出します。胆汁の中のコレステロールとそれを溶かす胆汁酸のバランスが崩れることでコレステロールが結晶化し胆石の素が出来ます。

この胆石の素に胆嚢粘膜から分泌されるムチンというたんぱく質が接着剤となり結びついて胆石ができるのです。したがってコレステロールの過剰摂取を避け、運動などによって代謝を上げ、ストレスや睡眠不足をなるべく回避する事が大切です。

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