メタボ解消マニュアル

生活習慣病

肺気腫

肺気腫とは肺の一番末端にある肺胞(はいほう)と言うぶどうの房のような組織が破壊されてしまう病気です。肺は酸素を体内に取り入れ、二酸化炭素などの不要なガスを体外に呼気として排出する大切な器官ですが、このガス交換は肺胞で行われています。

したがって肺胞が壊れてしまっては肺は臓器としての機能を果たせず、呼吸不全を引き起こしてしまいます。若年性の肺気腫の場合は遺伝などの先天的な要素も含まれますが、主な原因としては喫煙や加齢、慢性気管支炎が考えられていて、生活習慣病の一つとみなされています。

症状が進行すると心臓にも負担がかかり、心臓はより多くの酸素を取り入れようとだんだん肥大化していきます。更に症状が進むと心不全を引き起こし死に至る病です。肺気腫の根治療法は現在確立されておらず、症状を薬で緩和していくなどして進行を少しでも遅くすることが今の医療の限界です。

自覚症状には「安静時でも息苦しい」「慢性的に咳が出る」「喘息音のような音がする」「黄色い膿のような痰が出る」などがありますので心当たりのある人は注意が必要です。気管支喘息と症状が似て居ますが、気管支喘息との最も大きな違いは原因がはっきりと特定できないと所でしょう。

また呼吸不全から起こるチアノーゼ(唇が紫色に変色する)が起こることもあります。治療の指針としては喫煙をやめることが先ず肝心です。また肺気腫は痩せている人に多いのでバランスの良い食事を心がけ、適度に運動して筋肉と呼吸器を鍛えることも肺気腫の予防には非常に効果的と言えます。

治療法としてはステロイド系の吸入薬や気管支拡張剤による症状の緩和を行うなどがありますが、根治は望めないためやはり生活習慣を改めることが最も大切でしょう。

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